小学生に潜む言語発達障碍
書誌事項
- タイトル別名
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- The language development disorder in elementary school
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説明
県立広島病院小児感覚器科では言語発達障碍を側頭葉型,頭頂葉型,前頭葉型,基本不足型に分類した上で対応している。10年間の統計から小学生になって受診をし,言語発達障碍が疑われた頻度を算出した。「聞こえにくい」「発音がおかしい」「ことばが遅い」を訴える小学生には相当数の言語発達障碍児が潜んでいることが想定され,その検出のためには学校健診が重要な役割を担っていると考えられた。また,養育者や学校に対応を依頼する際に,上記のタイプ分けをすることが有用であると考えられた。本稿の内容は第11回日本小児耳鼻咽喉科学会にてシンポジウム「学校保健における耳鼻咽喉科医の役割」で発表した。
収録刊行物
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- Pediatric Otorhinolaryngology Japan
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Pediatric Otorhinolaryngology Japan 37 (3), 246-249, 2016
日本小児耳鼻咽喉科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680441860096
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- NII論文ID
- 130005467156
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- ISSN
- 21865957
- 09195858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可