ステンレス改質-カオリン粉体の湿式摩砕における速度論的検討 (第IV報)

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Kinetic Mechanism in Wet Grinding of Stainless Steel Modified-Kaolin (IV)
  • ステンレス改質-カオリン粉体の湿式摩砕における速度論的検討-4-ゼータ電位による評価
  • ステンレス カイシツ カオリン フンタイ ノ シッシキ マサイ ニ オケル ソ
  • ゼータ電位による評価
  • Evaluation by Zeta Potential of Modified-Kaolin

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説明

ステンレス改質-カオリン粉体を遠心回転型ボールミルを用い, 50% (v/v) エチルアルコール水溶液摩砕媒中で湿式摩砕した。摩砕実験は, (1) ボールミルの回転数の影響, (2) アルミナボール量の効果, および (3) カオリン粉体量の影響, などの条件を中心に検討した。<BR>改質粉体の諸性質はX線分析, ゼータ電位, および着色度を用いて調べた。その結果を使用し, 湿式摩砕過程の “速度論的検討” を試みたところ以下のような事実がわかった。<BR>(1) ゼータ電位は, 摩砕度あるいはステンレススチール粉体含有量の変化を評価するのに有用であった。<BR>(2) 解析法IIは, ゼータ電位による摩砕の速度論的解析の手段として活用できた。<BR>(3) カオリンの湿式摩砕では, 解析法IIによって摩砕誘導領域と遷移摩砕領域および定常摩砕領域の存在が確かめられた。

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