エポキシ樹脂およびエポキシエステルの分子量分布

書誌事項

タイトル別名
  • Molecular weight distribution of epoxy and epoxy ester resins
  • エポキシ ジュシ オヨビ エポキシエステル ノ ブンシリョウ ブンプ

この論文をさがす

説明

塗料物性に及ぼすビヒクルの分子量分布の問題について基礎的知見を得る目的で実験を行なった。<BR>エポキシ樹脂と油長の異なる3種のエポキシエステルの分子量分布をスペンサー法を応用して検討した。分子量はラスト法・赤外法を用いて測定した。結果を総括するとつぎのとおりである。1) 数平均分子量590のエポキシ樹脂の分子量範囲は350-900, 油長が33・44・55のエポキシエステルはそれぞれ500-2,000・600-3,000・700-5,000である。2) エポキシエステルは長油長になるほど脂肪酸部の重合が多くなる。3) エポキシエステルの油長分布より求めたエポキシ樹脂の分子量分布は脂肪酸の重合があるため直接法に比べてやや低分子量側に移行する。4) エポキシ樹脂の分子量・エポキシエステルの油長は赤外法により簡単に求められる。

収録刊行物

参考文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ