懸濁重合により生成された着色ポリスチレン粒子の粒径分布に及ぼす顔料の影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Pigments on Size Distribution of Colored Polystyrene Particles produced by Suspension Polymerization
  • ケンダク ジュウゴウ ニ ヨリ セイセイサレタ チャクショク ポリスチレン リ

この論文をさがす

抄録

着色ポリスチレン粒子が懸濁重合法で生成された。使用した顔料はカーミン6B (Index number 15850), 銅フタロシアニンブルー (Index number 74160), ジスアゾイエロー (Index nurnber 21100) である。<BR>顔料は重合開始前にモノマーに添加された。<BR>実験では, 主として, 顔料が着色ポリスチレンビーズの粒径分布や平均粒径等の形状的特性に及ぼす影響が検討された。また, 着色粒子の帯電量分布, ζ-電位, 顔料の粒子内への分散等が測定された。<BR>ジスアゾイエローを添加した場合には, 懸濁重合は終始安定に推移した。しかし, カーミン6Bを高濃度添加した場合には, ポリマ-滴間の合一が促進され, 集塊が生じた。また, 銅フタロシアニンを添加し, 過酸化ベンゾイルを開始剤とした場合には, 重合阻害が生じ, 重合が進行しなかった。

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ