二酸化チタンをタルクに被覆した光干渉顔料の調製とその光学的特性

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タイトル別名
  • Preparation and Optical Property of TiO<SUB>2</SUB>-Coated Talc Pigment
  • 二酸化チタンをタルクに被覆した光干渉顔料の調整とその光学的特性
  • 2サンカ チタン オ タルク ニ ヒフク シタ ヒカリ カンショウ ガンリョウ ノ チョウセイ ト ソノ コウガクテキ トクセイ
  • Preparation and Optical Property of TiO2-Coated Talc Pigment

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説明

安価で滑らかな感触をもつ天然のタルクを基板として, その表面に二酸化チタン微粒子を付着形成させたタルク質パール顔料の調製を試みた。従来の市販タルクは, 特有の柔らかい硬度と疎水性の表面を有するために干渉特性を発現する複合体を調製することはできなかったが, タルクのなかでも比較的強い層状構造をもつ原鉱石を湿式粉砕と水簸分級によって粒子状態を制御することにより, マイカ質パール粉体の発色より劣るが明らかに干渉発色を有するタルク質パール粉体を調製することに成功した。この干渉特性は, 基板粒子の厚さと表面非剥離部分の残留による棚状構造の形成によって干渉光と散乱光の共存する淡い発色を示す光学特性を示した。このタルク質パール顔料は, 優れた光沢と干渉発色を特長とする従来のマイカ質パール顔料と同様の目的に応用することは無理であるが, 特有の滑らかな感触と淡い干渉色の質感を活用し, 化粧品などの体質粉体への利用が十分に期待できる。

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