書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Addition of Aqueous Stabilizer in the Preparation of Composite Particles by Suspension Polymerization
- ケンダク ジュウゴウ ニヨル フクゴウタイ リュウシ チョウセイ ニ オケル
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抄録
懸濁重合によってポリマーとマグネタイトとの複合体粒子を調製した。その際, マグネタイト粉末の液液系に対する親和性を調節するために, シランカップリング剤により表面処理を行った。重合開始後, ポリマー滴の合一を抑制するためにポリビニルアルコール (PVA) を添加した。<BR>親油性の強いマグネタイトを添加した場合にはポリマー滴間の合一が起こり, 結果としてマグネタイトがポリマー粒子内部に分散した内部分散型の複合体粒子が生成した。PVA添加が早い場合には, 合一が抑制され, 結果としてマグネタイトがポリマー粒子を均一に被覆した被覆型複合体粒子が生成した。<BR>これらのことから, PVAの添加時期を調節することにより, 複合体粒子の構造を制御できることが明らかとなった。
収録刊行物
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- Journal of the Japan Society of Colour Material
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Journal of the Japan Society of Colour Material 70 (8), 503-508, 1997
Japan Society of Colour Material
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680446435968
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- NII論文ID
- 10003729771
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- COI
- 1:CAS:528:DyaK2sXmtlCjsb8%3D
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- NDL書誌ID
- 4275674
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- ISSN
- 0010180X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可