知識生成者を中心とした学術知識の共有・探索・統合システムEKOSS

書誌事項

タイトル別名
  • EKOSS: A knowledge-user centered approach to knowledge sharing, discovery, and integration on the Semantic Web
  • チシキ セイセイシャ オ チュウシン ト シタ ガクジュツ チシキ ノ キョウユウ タンサク トウゴウ システム EKOSS

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抄録

EKOSS(オントロジーに基づく,専門知識セマンティック検索)は,セマンティックWebの技術を応用して,学術知識を共有するために開発された。記述論理に基づくオントロジーを用いて,コンピュータが意味論的に処理できるセマンティック記述を科学研究者自ら作成し,論文,データベースなどの知識リソースに付与し公表する環境が,EKOSSのWebサイトによって提供される。そして,そのセマンティック記述に対して論理的推論に基づく推論を適用することにより,EKOSSのセマンティック検索システムは,学術知識を探すユーザーの要求する内容に該当する知識を正確に検索することができる。知識のニーズとシーズを意味的にマッチングするので,EKOSSシステムは学術知識の研究者同士の共有だけではなく,社会への知識移転とさらなる有効活用を支援することが期待できる。<br>

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 50 (6), 322-342, 2007

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

参考文献 (3)*注記

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