機関リポジトリを軌道に乗せるため為すべき仕事―千葉大学の初期経験を踏まえて―

書誌事項

タイトル別名
  • How do we work for developing real IR? Practical knowledge from the CURATOR Project
  • キカン リポジトリ オ キドウ ニ ノセル タメ ナスベキ シゴト チバ ダイガク ノ ショキ ケイケン オ フマエテ

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抄録

大学からの情報蓄積・発信の切り札とする意図を持って機関リポジトリを構築するのであれば,持続可能な事業として学内に定着させることが何よりも重要である。この目的を果たすため,機関リポジトリの運用者である図書館は次の3種類の実務に取り組む必要があろう。それは,第一に,「機関の事業として大学上層部の承認(学内合意)を得ること」,第二に「研究者になり代わってコンテンツを継続的に探し,集め,登録すること」,第三に「研究成果ショーウィンドウの素材として機関リポジトリを活用すること」,である。本稿は,これらの実践上のポイントについて千葉大学の機関リポジトリ(CURATOR)の構築経験を踏まえて記述するものである。

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 48 (8), 496-508, 2005

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

被引用文献 (3)*注記

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