書誌事項
- タイトル別名
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- The Efficacy of Yokukansan to Treat the Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia Patients
- BPSD ト ヨクカンサン
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説明
抑肝散は16世紀に子供のイライラや落ち着きのなさ,焦燥に対する薬物療法として中国で発達した。抑肝散は近年,日本において高齢者の情緒障害に応用されて以来,特に認知症の行動および心理症状(BPSD)に対する治療薬の一つとなっている。これまでの臨床試験の結果からは抑肝散はアルツハイマー型認知症,レビー小体型認知症,血管性認知症,前頭側頭型認知症,認知症を伴うパーキンソン病のBPSDに対して効果があるとされる。基礎研究も急速に進みその作用機序が解明されつつある。これまでの臨床試験結果を考慮すると今後,軽度認知障害や高齢者タウオパチー等に応用される可能性がある。
収録刊行物
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- Kyushu Neuropsychiatry
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Kyushu Neuropsychiatry 58 (3_4), 133-141, 2012
九州精神神経学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680457187712
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- NII論文ID
- 130004647046
- 40019780881
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- NII書誌ID
- AN00054550
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- ISSN
- 21875200
- 00236144
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- NDL書誌ID
- 024831636
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可