急性単純性膀胱炎に対するPivmecillinam錠 (メリシン錠‘武田’) の使用経験

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical experience with pivmecillinam tablets (Melicin tablets ‘Takeda’) for acute simple cystitis
  • 急性単純性膀胱炎に対するPivmecillinam錠(メリシン錠′武田′)の使用経験
  • キュウセイ タンジュンセイ ボウコウエン ニ タイスル Pivmecillin

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説明

急性単純性膀胱炎の患者は, ほとんど全科におよび, むしろ我々泌尿器科のもとには難治性膀胱炎や治療後遺症等で来院するばあいが多く, 最近このような患者の来院が増加の傾向にある。この原因の1っは, 第1選択剤として使用されることの多い合成ペニシリンに対する耐性化が進み, Ampicillin (AB-PC) ではすでに30~50%に耐性を示す現実からみても明らかである。<BR>また, 第2の原因として, 感受性テストを施行せず経験的に数種の薬剤を繰り返し投与することがあげられる。<BR>このような理由で急性単純性膀胱炎の治療方法も検討すべき時期に来ているとの判断に立ち, 特にE. coliの感受性が高いMecillinamのPiraloxymethyl esterであるPivmecillinam剤 (商品名: メリシン‘武田’) の薬剤効果を6施設において検討したので報告する。

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