Aminodeoxykanamycin (Kanendomycin ‘Meij’) の感受性ディスク法に関する検討

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タイトル別名
  • On the sensitivity test of aminodeoxykanamycin (Kanendomycin ‘Meiji’) by a disc method
  • Aminodeoxykanamycin(Kanendomycin'Meiji')の感受性ディスク法に関する検討
  • Aminodeoxykanamycin Kanendomycin Meiji ノ カンジュセイ ディスクホウ ニ カンスル ケントウ

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説明

Kanamycinの新誘導体であるAminodeoxykanamycin (Kanendomycin ‘Meiji’) の臨床検査としての感受性ディスク法に検討を加えたので報告する。<BR>Aminodeoxykanamycinのように新らしく出現した薬剤の臨床的感性, 耐性に相当する最小発育阻止濃度 (MIC) の基準は全く不明で, 多くの起因菌についてのMICと薬剤投与による臨床効果の集計の上に, 将来定められるべきものであり, 必ずしも根拠の明らかでない薬剤量を含有するディスクにより+, -などの成績のみが検査室から天下り式に臨床家におしつけられるべきものではなく, 適当に規定された実験条件でのMICを推定することが臨床的感受性検査の目的と考えられる。私ども1~3) は, 単一ディスク (single disc) を用いる定量測定をふくめて, 化学療法剤の感受性測定法についてたびたび報告してきた。今回はAminodeoxykanamycinについても本法が適用されるかについて検討した。

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