泌尿器科領域におけるAmoxicillin (パセトシン®) の使用経験

  • 坂口 浩
    三菱重工業株式会社長崎造船所病院泌尿器科

書誌事項

タイトル別名
  • CLINICAL EXPERIENCE WITH AMOXICILLIN (PASETOCIN®) IN UROLOGY
  • 泌尿器科領域におけるAmoxicillin(パセトシン)の使用経験
  • ヒニョウキカ リョウイキ ニ オケル Amoxicillin パセトシン ノ

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説明

Amoxicillin (以下AMPCと略す) は, 1963年英国ピーチャム社研究所において開発された最新の経口用広域合成ペニシリン製剤である。その化学構造は, Ampicillin (以下ABPCと略す) と類似しており, ABPCとほぼ同等の抗菌力, 抗菌スペクトラムをもっている。また, AMPCは, ABPCにくらべて吸収の点で優れており, みBPCと同量の内服によって約2倍の血中濃度が得られることを, その大きな特徴としている。<BR>私は, 今回, 本剤を協和醸酵工業KK (販売名: パセトシン) かち提供を受け, 泌尿器科領域における感染症および検査後の感染予防に, AMPC1日量1,000mg (力価) を4回に分割経口投与し, その臨床成績について検討をおこなったので報告する。

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