尿路感染症,特に急性膀胱炎に対するS-6436の使用経験

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  • CLINICAL EXPERIENCE WITH S-6436 IN PATIENTS WITH URINARY TRACT INFECTIONS
  • ニョウロ カンセンショウ トクニ キュウセイ ボウコウエン ニ タイスル S-

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抄録

尿路感染症は, 泌尿器科領域において頻度の高い疾患の1つである。黒田1)らは24.1%, 石神2) らは24.0%, 袴田3)らは30%と報告しており, 当敵室過去10年間 (1967~1976) の統計でも, 表1に示すように, 28.3%を占めている。<BR>今回われわれは, シオノギ製薬からS-6436の提供を受け, 急性膀胱炎を主とする尿路感染症に投与する機会を得た。この薬剤は, すでに発売されている同社の商品, Keflexと同成分であるが, 後述のように, 製剤的に特長があり, 投与方法も1日2回となっている。以下, その効果を検討したので報告する。

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