書誌事項
- タイトル別名
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- OPHTHALMIC USE OF CLINDAMYCIN-PALMITATE
- Clindamycin-2-palmitate ノ ガンカテキ オウヨウ
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抄録
Clindamycin (以下CLDM) は, アメリカUpjohn研究所で開発されたLincomycin (以下LCM) の新らしい誘導体である。抗菌スペクトルは, LCM同様, グラム陽性球菌主体であるが, 抗菌力においては数倍まさり, 吸収, 排泄においても良好なことが知られている。<BR>Clindamycin-2-palmitate (以下CLDM-palm.) はCLDMとPalmitic acidのエステルで,in vitroでは, ほとんど抗菌力はみられないが,in vivoで加水分解されてCLDMになり, 抗菌力を発揮する。この水溶性CLDM palm. は, CLDMの苦味がないため, Syrup剤として小児に内服させるのに好都合な薬剤である。<BR>この度, 私共は本剤の眼科的応用に関し, 2, 3の基礎的実験をおこない, また小児の眼感染症に本剤を用いてみる機会を得たので, 以下にその成績を報告する。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Antibiotics
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The Japanese Journal of Antibiotics 26 (4), 409-414, 1973
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680469662976
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- NII論文ID
- 130004392766
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- NII書誌ID
- AN00002626
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- COI
- 1:STN:280:DyaE2c%2FgsFWktg%3D%3D
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- ISSN
- 21865477
- 03682781
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- NDL書誌ID
- 7494578
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- PubMed
- 4542679
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可