書誌事項
- タイトル別名
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- CLINICAL EVALUATION OF BIAPENEM FOR FEBRILE NEUTROPENIA IN PATIENTS WITH HEMATOLOGICAL DISORDERS
- ゾウケツキ シッカン ニ ガッペイシタ ハツネツセイ コウチュウキュウ ゲンショウショウ ニ タイスル Biapenem ノ リンショウテキ ケントウ
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抄録
我々は, Biapenem (BIPM) を造血器疾患に合併した発熱性好中球減少症 (FN) に投与し, 臨床的効果を検討した。投与方法は, BIPM600mgまたは1200mg/日を2回に分け, 単剤またはアミノ配糖体との併用にて点滴静注した。対象は, 好中球数が1000/μl以下, 37.5℃以上の発熱が出現した造血器疾患であり, 総数33例, 年齢33歳-80歳, 中央値70歳, 男性15例, 女性18例, 基礎疾患の内訳は急性骨髄性白血病10例, 急性リンパ性白血病1例, 悪性リンパ腫14例, 骨髄異形成症候群1例, 再生不良性貧血1例であった。このうち3例 (9.1%) で投与前の血液培養から菌が検出され, 臨床効果は, 著効9例, 有効11例, やや有効0例, 無効7例で奏効例 (著効例+有効例) は20例 (00.0%) であり, 奏効率に関する因子は, 顆粒球コロニー刺激因子 (G-CSF) 併用, 好中球数500/μl以下の期間, 投与開始から3日目の好中球数であった。副作用は発疹1例, 臨床検査値異常は7例に認めたが, 臨床上問題となるものはなかった。以上のことから, BIPMは造血器疾患に合併したFNの治療において有用かつ安全な抗菌薬であり, 高い治療効果が期待できる薬剤であると考えられた。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Antibiotics
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The Japanese Journal of Antibiotics 60 (2), 125-131, 2007
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680471718016
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- NII論文ID
- 130004396058
- 10018915899
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- NII書誌ID
- AN00002626
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD2szpsV2gtA%3D%3D
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- ISSN
- 21865477
- 03682781
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- NDL書誌ID
- 8805677
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可