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- 熊本 悦明
- 札幌医科大学医学部泌尿器科
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- 塚本 泰司
- 札幌医科大学医学部泌尿器科
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- 広瀬 崇興
- 札幌医科大学医学部泌尿器科
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- 横尾 彰文
- 札幌医科大学医学部泌尿器科
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- 茂田 士郎
- 福島県立医科大学細菌学教室
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- 高橋 年光
- 福島県立医科大学細菌学教室
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- 白岩 康夫
- 福島県立医科大学泌尿器科
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- 荻原 雅彦
- 福島県立医科大学泌尿器科
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- 吉田 浩
- 福島県立医科大学臨床検査医学講座
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- 今福 裕司
- 福島県立医科大学臨床検査医学講座
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- 村井 勝
- 慶応義塾大学医学部泌尿器科
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- 渡辺 清明
- 慶応義塾大学医学部中央検査部
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- 内田 博
- 慶応義塾大学医学部中央検査部
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- 小林 芳夫
- 慶応義塾大学医学部中央検査部
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- 松田 静治
- 江東病院産婦人科
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- 藤目 真
- 順天堂大学医学部泌尿器科
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- 藤田 和彦
- 順天堂大学医学部泌尿器科
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- 猪狩 淳
- 順天堂大学医学部臨床病理学教室
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- 小栗 豊子
- 順天堂大学医学部臨床検査部
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- 山口 恵三
- 東邦大学医学部微生物学
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- 松本 哲哉
- 東邦大学医学部微生物学
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- 樫谷 総子
- 東邦大学医学部微生物学
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- 賀来 満夫
- 聖マリアンナ医科大学微生物学
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- 大江 宏
- 京都第二赤十字病院泌尿器科
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- 前川 幹雄
- 京都第二赤十字病院泌尿器科
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- 西川 美年子
- 京都第二赤十字病院泌尿器科
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- 米津 精文
- 関西医科大学第1内科
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- 山中 吉隆
- 関西医科大学第1内科
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- 岡 聖次
- 国立大阪病院泌尿器科
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- 高野 右嗣
- 国立大阪病院泌尿器科
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- 宮川 康
- 国立大阪病院泌尿器科
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- 田中 美智男
- 国立大阪病院臨床検査科
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- 平潟 洋一
- 長崎大学医学部検査部
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- 吉田 良滋
- 長崎大学医学部検査部
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- 餅田 親子
- 長崎大学医学部検査部
書誌事項
- タイトル別名
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- COMPARATIVE STUDIES ON ACTIVITIES OF ANTIMICROBIAL AGENTS AGAINST CAUSATIVE ORGANISMS ISOLATED FROM PATIENTS WITH URINARY TRACT INFECTIONS (1996)
- III. SECULAR CHANGES IN SUSCEPTIBILITY
- その3.感受性の推移
説明
1996年6月から翌年5月までの間に全国10施設において, 尿路感染症と診断された患者から分離された菌株 (Enterococcus faecalis, Staphylococcus aureus, Escherichia coli, Klebsiella spp., Pseudomonas aeruginosa) を供試し, それらの各種抗菌薬に対する感受性を測定し, 1989~1995年と1996年の感受性を比較した。比較は菌種を単純性尿路感染症と複雑性尿路感染症 (カテーテル非留置とカテーテル留置を含む) に分類して行った。E.faecalisではAmpicininとMinocyclineに対して感受性株の減少が認められた。S. auveusについては, 単純性尿路感染症から分離された8株はほとんどの薬剤にあまり感受性を示さなかったが, 複雑性尿路感染症ではそれら薬剤のMIC50が95年に比べ1~7段階良かった。特にImipenemとClindamycinに対しては50%以上がMIC≤0.125μg/mlの感受性株であった。E.coliではPiperacininとキノロン系薬剤に対する単純性尿路感染症での感受性が複雑性尿路感染症に比べ, MIC90でみて4~6段階良かった。Klebsiella spp.ではほとんどの薬剤に対する感受性の低下傾向が回復した1995年と同様, あるいは1995年以上に感受性は良好であったがOfloxacinとCiprofloxacinに対しては複雑性尿路感染症での感受性が若干低下した。Pamginosaではキノロン系薬剤に対しては1995年に比べると感受性は良好でMIC50, MIC90ともに2~4段階良くなったが, Cefozopran, カルバペネム系およびモノバクタム系薬剤に対する複雑性尿路感染症での感受性が低下し, MIC90が2~3段階低下した。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Antibiotics
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The Japanese Journal of Antibiotics 51 (3), 143-236, 1998
公益財団法人 日本感染症医薬品協会