初診時突発性難聴と診断された聴神経腫瘍症例の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Acoustic neuroma presenting as sudden hearing loss
公開日
1990
DOI
  • 10.11334/jibi1954.36.1_40
公開者
JIBI TO RINSHO KAI

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説明

突発的難聴を主訴として来科し, 初診時に突発性難聴と診断されたもののうち, その後聴神経腫瘍であると判明した症例が4例存在した. これは当科における突発性難聴の1.8%に相当した. 薬物療法により著明回復を示し, 臨床像からはほかの突発性難聴とは鑑別困難なことが多かつた. 最終的な診断の決め手となつたものはX線検査での内耳道の異常であり, 全例で反対側耳より2mm以上の拡大像が観察された. 聴神経腫瘍で突発的難聴が発現するメカニズムは腫瘍内出血により容積の限られた内耳道内で急激に腫大した腫瘍が内耳動脈を圧迫し, 内耳への血流障害をおこさせた結果であると推測した.

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