低音障害型感音難聴と蝸牛型メニエール病

  • 益田 美晴
    Department of Otorhinolaryngology, Miyazaki Medical College
  • 永田 祐子
    Department of Otorhinolaryngology, Miyazaki Medical College
  • 牛迫 泰明
    Department of Otorhinolaryngology, Miyazaki Medical College
  • 森満 保
    Department of Otorhinolaryngology, Miyazaki Medical College

書誌事項

タイトル別名
  • Low tone perceptive deafness and cochlear Meniere's disease

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説明

1981年1月から1988年6月までの間に, 原因不明の低音障害型感音難聴と診断された18例について検討した.<BR>18例を再発群と単発群に分けたところ, 再発群8例, 単発群10例であり, 再発群中1例は後にメニエール病に移行した. 残り7例は蝸牛型メニエール病と診断された.<BR>再発群と単発群で, 疫学的にはあまり差がなく, 単発群に比し再発群に難聴を自覚するひとが多く, また初診時聴力レベルが単発群で40~59dBに多いのに比し, 再発群ではばらつきがみられた.<BR>蝸牛型メニエール病と診断した7例のうち, 6例は間歌期にはほぼ正常化している.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680475010944
  • NII論文ID
    130004133114
  • DOI
    10.11334/jibi1954.35.5_837
  • ISSN
    04477227
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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