近交系スナネズミの腹臭腺の発達

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タイトル別名
  • Developmental Study of the Ventral Scent Gland of the Mongolian Gerbil
  • キンコウケイ スナネズミ ノ フクシュウセン ノ ハッタツ

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抄録

近交系スナネズミの腹臭腺を4, 5, 10および20週齢の雌雄について, 肉眼的および組織学的に観察した。腹臭腺は雌雄ともに4週齢では約半数に, 5週齢以上では全例に観察された。成熟雄の腹臭腺の重量は雌の約3倍あり, 腺体は小空胞をもった大型の腺細胞からなる皮脂腺様の構造を示し, さらに細胞質にはエオジン好性の小体を有し, これが分泌物となって排出されることがわかった。

収録刊行物

  • Experimental Animals

    Experimental Animals 41 (4), 545-548, 1992

    公益社団法人 日本実験動物学会

被引用文献 (3)*注記

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