受精ラット卵子における表層顆粒の消失

書誌事項

タイトル別名
  • Disappearance of Cortical Granules in Rat Ovum <I>in vivo</I> Following Fertilization
  • 受精ラット卵子における表層顆粒の消失〔英文〕
  • ジュセイ ラット ランシ ニ オケル ヒョウソウ カリュウ ノ ショウシツ エ

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説明

ラット卵子の受精に伴う表層顆粒消失のパターンについて, 電子顕微鏡を用いて追求した。<BR>精子頭部の後域部が卵黄膜に付着すると, 卵黄膜の下に並列している表層顆粒の外膜が卵黄膜と融合して, 溶解する。その結果, 表層顆粒の内容物は, 卵黄周囲腔に放出される。<BR>この表層顆粒消失は, 精子が付着した卵黄膜の周辺から始まり, 極めて短かい間に卵子全域に拡大してゆくものと推察される。

収録刊行物

  • Experimental Animals

    Experimental Animals 27 (2), 155-159, 1978

    公益社団法人 日本実験動物学会

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