自動車部品における製品アーキテクチャの形成プロセスに関する一考察
書誌事項
- タイトル別名
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- Formation Process of Product Architecture for Automobile Components
説明
近年は優れた商品を開発しても利益に結びつかない事例が増えてきている.製品アーキテクチャは活発なイノベーションが事業成果に結びつかない状況を説明するのに有用な概念としてイノベーション論や技術経営論の研究者の関心を集めている.本稿は製品アーキテクチャの形成プロセスについて考察を行うものである.他分野の製品では新技術を導入するとモジュラー型アーキテクチャからインテグラル型アーキテクチャへ変化するとされている.本事例の分析からは構成部品階層ではモジュラー化し,構成部品の進化を促進したと考えられる.また,自動車部品の製品範囲は表層的には判断できないため,アーキテクチャの階層性という概念が重要であることを明らかにした.
収録刊行物
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- 日本経営工学会論文誌
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日本経営工学会論文誌 64 (4), 543-556, 2014
公益社団法人 日本経営工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680481189376
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- NII論文ID
- 130003397737
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- ISSN
- 21879079
- 13422618
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可