共通化の階層的評価に関する研究 : 生産システムの柔軟性に関する研究

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タイトル別名
  • A Study on the Hierarchical Evaluation of Commonality : Flexibility of the Production System
  • キョウツウカ ノ カイソウテキ ヒョウカ ニ カンスル ケンキュウ セイサン システム ノ ジュウナンセイ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

市場における製品の多様化と標準化・共通化をいかに整合させるかは生産システムを構築する上での重要な課題となる.本研究は多段階製造システムにおいて, 製品が構成品, 部品, 部品加工という階層構造(レベル)をなす場合, 共通化によって得られる効果が共通化の対象とするレベルによってどのように異なるかを明らかにする.まず, 各階層レベルで共通化を単独に実施した場合, 共通化の程度がどれだけの効果を与えるかを分析する.ついで, この分析結果から各階層レベル間での共通化の相対的な効果を明らかにする.評価尺度として, 市場に対する品切れ率と品切れ率を一定の値に抑え得る緩衝在庫量を取り上げ, 柔軟性の高い生産システムを設計するための基礎を提供している.

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