書誌事項
- タイトル別名
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- Prevalence, treatment, and control of cardiovascular disease risk factors among adults in Shiga Prefecture: Analysis using the receipt and health checkup information database in Japan
- レセプト ジョウホウ ・ トクテイケンシン トウ ジョウホウ データベース オ リヨウ シタ シガケン ニ オケル ジュンカンキ シッカン キケン インシ ノ ユウビョウリツ,チリョウリツ,コントロールリツ
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抄録
目的 生活習慣病の予防戦略立案において,循環器疾患危険因子の有病率,治療率およびそのコントロール率を性・年齢別に詳細に実態把握することは公衆衛生上重要である。高齢者の医療の確保に関する法律に基づく「レセプト情報・特定健診等情報データベース」の研究利用が可能になったことに伴い,滋賀県の特定健診全受診者における高血圧,糖尿病および高 LDL コレステロール血症の有病率,治療率およびコントロール率を明らかにする。<br/>方法 滋賀県在住の平成20年度特定健診受診者全員を対象者とし,本データベースにおける特定健診に関する提供データを用い,性・年齢別(5 歳階級)に高血圧,糖尿病,高 LDL コレステロール血症の有病率,治療率,コントロール率およびその95%信頼区間を算定した。コントロール率は,高血圧,糖尿病,高 LDL コレステロール血症治療者のうち,検査値が基準値未満の者の割合とした。<br/>結果 滋賀県在住の平成20年度特定健診受診者は211,976人であった。高血圧では男女ともに有病率(男性16~60%,女性 6~58%)と治療率(男性23~71%,女性24~71%)は年齢上昇に伴い増加したが,コントロール率は約55%で年齢による違いがなかった。糖尿病では,男女の有病率(男性 3~15%,女性 1~10%)と男性の治療率(44~62%)は年齢上昇に伴い増加し,コントロール率も男性で43~51%,女性で32~50%と緩やかに増加した。高 LDL コレステロール血症では女性の有病率(16~57%)と男女の治療率(男性 6~44%,女性 6~51%),コントロール率が年齢上昇に伴い増加し,コントロール率は男性で63~80%,女性で64~77%と高い値を示した。<br/>結論 レセプト情報・特定健診等情報データベースの特定健診データの活用により循環器疾患危険因子の有病率,治療率の詳細把握が可能になるとともに,これまで報告がなかったコントロール率が明らかとなり,本データベースは生活習慣病の実態把握に有効に利用できることが示された。
収録刊行物
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- 日本公衆衛生雑誌
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日本公衆衛生雑誌 61 (7), 333-341, 2014
日本公衆衛生学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680481910016
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- NII論文ID
- 130004684444
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- NII書誌ID
- AN00189323
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC2M%2Fgs1OhtQ%3D%3D
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- ISSN
- 21878986
- 05461766
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- NDL書誌ID
- 025609735
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- PubMed
- 25109316
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可