立位作業におけるとまどい現象を考慮した適正作業量に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Optimal Efficient Work Load for Standing Work Considering Allowing for Bewilderment Phenomenon
  • リツイ サギョウ ニ オケル トマドイ ゲンショウ オ コウリョシタ テキセイ

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説明

本研究は立位作業での移動作業方式ライン組立作業を対象にした, 作業者1人当たりの適正作業量を求めるために, 作業要素の結合, 複雑化に伴って人間の作業行動の中に発現するある種のとまどい行動と作業域拡大に伴う動作範囲について考察する.研究方法は, 実験室におけるモデル作業を対象にした実験的アプローチによる.実験に用いた主な評価指標は(1)注視点移動時間, (2)単位作業動作時間, (3)動作軌跡である.研究の結果, 次の諸点を指摘しえた.1)とまどい行動を配慮した単位作業当たりの総作業時間値ならびに部品種類数, 及び動作距離の関係を示す理論式を提案した.また, 適正作業量に影響を与える要因を指摘しえた.2)立位作業における静的ならびに動的とまどい現象の現出しにくい部品種類数は7種類以下である.

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