書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of a weight loss program with group participation supported by strengthened social support
- ソーシャル サポート オ キョウカシタ グループ サンカ ニ ヨル ゲンリョウ プログラム ノ ユウコウセイ
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説明
目的 本研究の目的は,ソーシャルサポートを強化したグループ参加による減量プログラム(以下,減量チャレンジラリー)の有効性について検討することである。<br/>方法 対象は静岡県内に在住もしくは勤務し,body mass index(BMI)が22 kg/m2 以上の者のうち,減量チャレンジラリーの参加を希望した38グループ,合計114人(男性41人,女性73人)であった。ソーシャルサポートを強化するため,個人ではなくグループでの参加形式とした。グループメンバーの12週間の減量状況(現体重の 5%の減量を目指す),1 日の平均歩数,日常生活の運動目標および食事目標の平均達成率によって,それぞれ点数化し,その結果から順位付けした。この他,報償制,通信制といった特徴があり,個人ではなくグループ単位で評価を行った。なお,減量チャレンジラリーの有効性について検討するため,開始時,終了時の測定会で,身体計測,質問紙調査を実施した。<br/>結果 減量チャレンジラリーは,32グループ,合計96人が継続し,継続者の92.7%に平均3.7 kg の減量が認められた。BMI は平均1.4 kg/m2,体脂肪率は平均2.8%,ウエスト周囲径は平均3.9 cm の減少が認められた。終了時に実施した減量チャレンジラリーの評価に関する質問紙の結果では,グループで参加したことが良かったと回答する割合が94.8%と高率を示すなど,参加に関して概ね高い評価が得られた。<br/> なお,グループをメンバー構成の状況から,同僚群,友人群,家族群の 3 群と,男性群,女性群,男女混合群の 3 群に,それぞれ類型化して分析したが,いずれの群も体重,BMI,体脂肪率,ウエスト周囲径は減少が認められた。<br/>結論 今回の減量チャレンジラリーの試みによって,継続者96人の内,88人に減量の効果が認められた。したがって,ソーシャルサポートの効果を期待して減量を図る減量チャレンジラリーは,減量を図るための 1 つの取組みになると思われる。
収録刊行物
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- 日本公衆衛生雑誌
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日本公衆衛生雑誌 55 (5), 327-340, 2008
日本公衆衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680482310656
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- NII論文ID
- 10026521784
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- NII書誌ID
- AN00189323
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD1cvisVGgtA%3D%3D
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- ISSN
- 21878986
- 05461766
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- NDL書誌ID
- 9524962
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- PubMed
- 18592983
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可