勤務に対する嗜好の個人差を考慮した看護婦スケジューリング : 遺伝アルゴリズムによる看護婦スケジューリング(第一報)

書誌事項

タイトル別名
  • Approach to Nurse Scheduling Problem with Individual Difference of Preference in Work Hours : Application of Genetic Algorithm to Nurse Scheduling Problem : Part I
  • 勤務に対する嗜好の個人差を考慮した看護婦スケジューリング--遺伝アルゴリズムによる看護婦スケジューリング(第1報)
  • キンム ニ タイスル シコウ ノ コジンサ オ コウリョシタ カンゴフ スケジ

この論文をさがす

説明

高齢化社会を迎えるにあたって, 医療福祉の充実のために現在の看護婦不足は解消されなければならない問題である.看護婦の勤務の悪いイメージを払拭するために, 勤務スケジュールを各看護婦の勤務に対する嗜好にあわせて最適化し, 不規則な勤務体制による負担を軽減する必要がある.しかし, 看護婦の勤務スケジュールは, 複雑な制約条件の下で決定されるもので, 総当たりによる最適化は現実には不可能である.本報文では, このような複雑な組合せ最適化問題に対する有効な解法である遺伝アルゴリズムを用いて, 看護婦スケジューリングの研究を行った, 従来法において全看護婦で同一だった評価値を, 看護婦別に設定することによって, 看護婦の勤務に対する嗜好の個人差を反映させた.また, 遺伝アルゴリズムにおいては重要な要素であるパラメータを様々に変化させ, シミュレーションで適応度の挙動を与える影響を調べた.

収録刊行物

被引用文献 (4)*注記

もっと見る

参考文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ