京都商家のくらしと食
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- 島﨑 とみ子
- 女子栄養大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Food and lifestyle of a merchant family in Kyoto
- 京都商家のくらしと食--年中行事を例に
- キョウト ショウカ ノ クラシ ト ショク ネンジュウ ギョウジ オ レイ ニ
- ―年中行事を例に―
- — focus on annual events —
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抄録
本報告は幕末の京都に住む商人の日記をもとに,暮らしと食を年中行事に絞り,その一端を明らかにしようとしたものである。<br>その結果は,年中行事の中,最も大きな行事は正月であった。彼は日常に交際ある人々を大事に考え,飲食を共にしている。料理は豊富に魚介類が使われ,野菜類は京都近郊の物が多い。<br>また,信仰にもとづく行事では,寺と神社で料理・食品の使い方が区別されていた。行事の扱い方には差違がみられる。敬重に行なわれるもの,簡略化あるいは遊興的に変化したものがあった。
収録刊行物
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- 日本調理科学会誌
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日本調理科学会誌 42 (4), 244-254, 2009
一般社団法人 日本調理科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680482734976
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- NII論文ID
- 110007340461
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- NII書誌ID
- AN10471022
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- ISSN
- 21865787
- 13411535
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- NDL書誌ID
- 10407158
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可