次世代OPACの可能性‐その特徴と導入への課題‐

書誌事項

タイトル別名
  • A big wave of Next Generation Catalog - Its features and implementing into Japanese library systems -
  • 次世代OPACの可能性--その特徴と導入への課題
  • ジセダイ OPAC ノ カノウセイ ソノ トクチョウ ト ドウニュウ エノ カダイ

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抄録

「Web 2.0」の概念が主流になりつつある現在,図書館の世界でも,ビジュアル化,情報の表紙イメージや内容情報によって情報を強化した「次世代OPAC」が注目を集めている。スペルチェック/サジェスト機能,絞り込み検索,適合度によるソート,利用者参加型機能,統合検索機能などを備えたシステムが注目され,世界各国で開発・運用され始めている。本稿では,まず現在一般的な大学図書館で導入されているOPACの現状を述べ,次に海外での導入事例をもとに,次世代OPACの特徴を具体的に説明する。さらに,現在開発されている主な次世代OPACシステムについてレビューを行う。最後に,これらのシステムを日本の大学図書館で導入する際の課題と,課題解決に向けたいくつかの方法を提示する。<br>

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 51 (7), 480-498, 2008

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (1)*注記

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