「合理的配慮」の基盤としての情報のアクセシビリティ 障害のある人にもない人にも情報を届けるために

書誌事項

タイトル別名
  • Information accessibility as the base of the "reasonable accommodation" : In order to deliver information to all persons
  • 「 ゴウリテキ ハイリョ 」 ノ キバン ト シテ ノ ジョウホウ ノ アクセシビリティ : ショウガイ ノ アル ヒト ニ モ ナイ ヒト ニ モ ジョウホウ オ トドケル タメニ

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説明

「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が2016年4月に施行されると,行政機関等の公的機関には障害者への「合理的配慮」の提供が義務化される(民間の企業等は努力義務)。情報面での「合理的配慮」を的確に提供するためには,その基盤となる情報のアクセシビリティ向上に取り組まなければならない。情報のアクセシビリティ向上の取り組みは,古くからボランティアの力も借りながら行われてきたが,現状でもその取り組みは不十分である。情報の発信者は,自ら発信した情報のアクセシビリティの確保に責任をもつべきである。公的機関はもちろんのこと,民間の企業等においても,社会的責任の1つとして自ら発信する情報のアクセシビリティ向上を進めていく必要がある。

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 58 (4), 259-270, 2015

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

被引用文献 (1)*注記

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