前立腺肥大症に対する今までの「低侵襲治療」について
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- 寺井 章人
- 倉敷中央病院泌尿器科
Bibliographic Information
- Other Title
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- ゼンリツセン ヒダイショウ ニ タイスル イマ マデ ノ 「 テイシンシュウチリョウ 」 ニ ツイテ
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Abstract
今までの「低侵襲治療」の長期成績を検証する目的で,当科にて施行したTUMT 54例,ILCP 66例の長期的な再手術率を調査した.TUMT施行例では,中央値8.5年の観察期間中に20例が再手術を受け,術後5年および10年時点での再手術率はそれぞれ24%,40%であった.ILCP施行例では,中央値8.0年の観察期間中に12例が再手術を受け,術後5年および10年時点での再手術率はそれぞれ12%,24%であった.これらの数値は文献的に報告されているものとほぼ同等であったが,再治療率の頻度が高いことは臨床的には問題があると考えられた.HoLEP,TUEB,PVPなど肥大腺腫組織を直接除去し下部尿路閉塞を解除する最新治療法のほうが治療効果そのものだけでなくdurabilityも勝っているのは自明の理であり,現時点では,腺腫組織を直接除去しない今までの「低侵襲治療」の臨床的意義は乏しくなっていると考えられる.
Journal
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- Japanese Journal of Endourology
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Japanese Journal of Endourology 25 (1), 44-48, 2012
Japanese Society of Endourology
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680485603584
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- NII Article ID
- 10031133471
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- NII Book ID
- AA12524434
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- ISSN
- 21874700
- 21861889
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- NDL BIB ID
- 023686027
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed