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- 滝内 秀和
- 西宮市立中央病院
書誌事項
- タイトル別名
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- Navigation guided laparoscopic nephrectomy
- ナビゲーションガイド カ,フッコウキョウ カジンテキジュツ
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抄録
腹腔鏡下腎摘術で最も重要な操作は血管処理であることには異論がないものと思われる.腎血管の解剖は個々人ですべて異なり,手術時にその情報を利用して行うナビゲーション手術は,出血量の低下や手術の低侵襲性にも寄与する有用な方法と考えられる.ナビゲーションに必要な情報処理や手術室でのナビゲーション画像の提示方法につき詳述する.また,ナビゲーションを行わずに施行された腹腔鏡下腎摘術症例群と統計学的な比較を行い,手術時間,気腹時間,術後入院日数には有意差はなかったものの,出血量ではナビゲーション手術群で有意に低値であり,ナビゲーション手術の有用性が示された.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Endourology
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Japanese Journal of Endourology 25 (1), 97-102, 2012
日本泌尿器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680485630592
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- NII論文ID
- 10031133481
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- NII書誌ID
- AA12524434
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- ISSN
- 21874700
- 21861889
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- NDL書誌ID
- 023686190
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可