静功活命法が中高齢者の不眠に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effect of Static Hwalmyeong Training on Insomnia in the Senior Citizen
  • 症例報告 静功活命法が中高齢者の不眠に及ぼす影響
  • ショウレイ ホウコク セイコウカツメイホウ ガ チュウ コウレイシャ ノ フミン ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

本研究は、睡眠の問題で悩んでいる中高齢者を対象に、静功活命法が不眠と抑うつ及び主観的健康感に及ぼす効果について検討した。対象者は静功活命法群9名(年齢の中央値:49.5歳)と対照群13名(年齢の中央値:58歳)であった。静功活命法を週1回(60分)、4週間行い、介入前後の主観的睡眠評価(PSQI)、抑うつ、主観的健康感の変化を検討した。静功活命法群は対照群と比較し、介入前の不眠と抑うつは有意に高く、主観的健康感は有意に低かった。介入後、静功活命法群の主観的睡眠評価(PSQI)の総合得点は有意に減少されたが、抑うつと主観的健康感には有意な変化は認められなかった。静功活命法により、中高齢者の不眠を改善する可能性が示唆された。今後、より多くの被験者を募り、無作為に振り分けた介入研究を行う必要がある。。

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