「首下がり症候群」への筋電図によるアプローチ
-
- 関口 兼司
- 神戸大学大学院医学研究科神経内科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Electromyographic approach to dropped head syndrome
- ~体幹部の筋電図検査の重要性について~
- Importance of electromyographic examination of the trunk
この論文をさがす
説明
<p>首下がり症候群は日常的によく遭遇し, 錐体外路性疾患のみならず神経筋疾患が原因のことがあるため診断のために筋電図が必要とされることが多い。診察や表面筋電図などから後頸部筋の筋力低下が原因と疑われた場合は神経筋接合部疾患, 神経原性疾患, 筋原性疾患を鑑別していくために反復刺激試験, 神経伝導検査, 針筋電図を行っていく。四肢で異常が見つからない場合は体幹部の検査が決め手になるので, 呼吸筋を含めた体幹部の筋電図検査に日常的に触れておくことが望ましい。</p>
収録刊行物
-
- 臨床神経生理学
-
臨床神経生理学 45 (4), 190-197, 2017
一般社団法人 日本臨床神経生理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680486199296
-
- NII論文ID
- 130006398096
-
- ISSN
- 2188031X
- 13457101
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可