書誌事項
- タイトル別名
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- Recent advances in somatosensory evoked potentials (SEPs) and somatosensory evoked magnetic fields (SEFs)
- タイセイ カンカク ユウハツ デンイ ト タイセイ カンカク ユウハツ ノウ ジバ ノ サイキン ノ シンポ
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説明
正中神経刺激による体性感覚誘発電位 (SEP) と誘発脳磁界 (SEF) の特徴についてレビューした。視床皮質線維の活動を反映するM15磁界成分と対応するP15電位, 体性感覚皮質の600 Hz高周波信号について最新の知見を述べた。一次体性感覚皮質起源の中・長潜時SEP反応が刺激頻度の相違によって変化すること, また末梢及び中枢体性感覚伝導路の機能障害のためにN20が消失あるいは不明瞭な患者においても, 中・長潜時SEP波形は長い潜時ほど振幅が大きくなる, クレッシェンドパターンで記録され、決して消失しないことを述べた。したがって、N20が消失あるいは不明瞭な場合, 低酸素虚血性脳症など重篤な脳傷害と診断する際には、適切な記録条件で得られた中・長潜時SEP反応が両側性に全て消失していることが重要であると提案した。
収録刊行物
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- 臨床神経生理学
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臨床神経生理学 40 (1), 19-28, 2012
一般社団法人 日本臨床神経生理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680486999040
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- NII論文ID
- 10031159658
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- NII書誌ID
- AA11410258
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- ISSN
- 2188031X
- 13457101
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- NDL書誌ID
- 030737640
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可