消耗品収益モデルの陥穽:ビジネスモデルの社会的作用に関する探索的事例研究
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- 藤原 雅俊
- 一橋大学大学院商学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- A Trap of Consumable Profit Model: An Explorative Case Study on External Impacts of Business Model
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説明
本稿の目的は,消耗品収益モデルを採用した企業がジレンマを抱え陥穽に落ちるメカニズムを論じることである.具体的には「なぜインクジェット・プリンター産業において非純正カートリッジあるいは非純正インクが普及してしまっているのか」という問いを,収益モデルが社外のプレイヤーに与える社会的作用に主に注目して分析する.本稿の分析から,ビジネスモデルが引き起こす学習メカニズムを分析することの意義が強調される.
収録刊行物
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- 組織科学
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組織科学 46 (4), 56-66, 2013
特定非営利活動法人 組織学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680487069696
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- NII論文ID
- 130004673103
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- ISSN
- 2187932X
- 02869713
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可