書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical efficacy of the predictability of serum vancomycin concentrations in emergency and intensive care unit
- キュウメイ キュウキュウ ・ シュウチュウ チリョウ リョウイキ ニ オケル バンコマイシン ケッチュウ ノウド ヨソク ノ リンショウテキ ユウヨウセイ
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抄録
目的:当院救命救急センターおよび集中治療室入室患者において実施したバンコマイシン(VCM)血中濃度解析結果について,予測性の検討を行った。方法:対象は,2010年7月から2011年6月までに救命救急センター及び集中治療室においてVCMの治療薬物モニタリング(therapeutic drug monitoring,以下TDMと略す)を実施した症例49例とした。予測性の評価指標として,予測の偏り(ME),予測の正確さ(MAE),予測の0(RMSE)を算出して用いた。結果:実測濃度を用いた予測において有意な予測の偏りがみられるが,予測精度は向上する可能性が示唆された。持続血液濾過透析施行の有無による比較では,予測精度は変動しなかった。結論:救急・集中治療領域においては,早期に薬剤師が介入し,状況に応じて予測性を考慮しながらTDMを行うことが重要であると考える。
収録刊行物
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- 日本臨床救急医学会雑誌
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日本臨床救急医学会雑誌 17 (3), 403-407, 2014
一般社団法人 日本臨床救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680487231616
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- NII論文ID
- 130005003223
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- NII書誌ID
- AA1124939X
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- ISSN
- 21879001
- 13450581
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- NDL書誌ID
- 025633177
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可