書誌事項
- タイトル別名
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- Validity of an estimating formula to minimize the length of single incision in laparoendoscopic single-site donor nephrectomy
- タンコウシキ ドナージンサイシュジュツ ニ オケル サイショウ ヒフ セッカイチョウ ノ スイテイ
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抄録
【目的】単孔式ドナー腎採取術の皮膚切開長を最小にする推定式を考案しその検証を行った.<br> 【対象と方法】術前CTで腎最大横断面積を長径r短径sから計測し,他疾患の摘出標本から算出した腎断面積の縮小係数pを用い,脱血腎断面積を予測した.また皮膚切開長xと皮膚伸展係数qから摘出口面積を予測し,最小皮膚切開長の推定式を作成した.円周率πとすると,x = (π√prs )/2qで表された.本推定式をGelPOINT®を使用した単孔式ドナー腎採取術28例に導入し,導入前26例と比較した.<br> 【結果】他疾患の摘出標本10例からp = 0.80,推定式導入前7例からq = 1.45として推定式を導入したところ,切開長および温阻血時間は導入前に比べ有意に短縮した(5.62 vs 5.32cm,p = 0.019,281 vs 221 s,p = 0.019).<br> 【結論】推定式の導入により,単孔式ドナー腎採取術の切開長および温阻血時間が有意に短縮した.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Endourology
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Japanese Journal of Endourology 27 (2), 351-357, 2014
日本泌尿器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680488530816
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- NII論文ID
- 130004709562
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- NII書誌ID
- AA12524434
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- ISSN
- 21874700
- 21861889
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- NDL書誌ID
- 025861095
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可