当院における被ばく患者説明マニュアルの作成
Abstract
【目的】<BR> 当院にある全てのモダリティの被ばく線量を求め、検査による被ばくについて患者説明マニュアルを作成し、技師間の意識の統一を図る.<BR> 【方法】<BR> 患者様の話をよく聞くことを前提にし、それから放射線を利用した検査のメリットや検査の被ばく線量などについて説明することとした.当院には、一般撮影、X線TV、マンモグラフィ、CT、MRI、エコー、アンギオ、RI、放射線治療がある.被ばく線量は、一般撮影、X線TVやCTについてはモンテカルロシミュレーションソフトであるPCXMCとImPACTを用いて、主な臓器の被ばく線量を求めた.マンモグラフィは乳房の厚さに応じて測定した平均乳腺線量のデータを、RIはICRPが出している被ばく線量のデータを載せた.MRIとエコーについては、放射線被ばくがない安全な検査であることを記述した.アンギオ、放射線治療では、被ばく線量が大きいが、その有用性について記述をすることにした.マニュアルには文章だけではなく、患者様が理解しやすいように絵や表なども載せた.技師間でマニュアルの内容理解や被ばくの共通意識を高めるため、勉強会を開催した.<BR> 【結語】<BR> 患者様に説明できるマニュアルを作ることができた.また、マニュアルを作成したことにより被ばくに関する技師間の意識の統一も図ることが出来た.作成したマニュアルは各部署に置き、患者様の疑問や不安に迅速に対応出来るようにした.<BR>
Journal
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- Nihon Nouson Igakukai Gakujyutu Soukai Syourokusyu
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Nihon Nouson Igakukai Gakujyutu Soukai Syourokusyu 60 (0), 441-441, 2011
THE JAPANESE ASSOCIATION OF RURAL MEDICINE
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680497478400
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- NII Article ID
- 130006946571
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- ISSN
- 18801730
- 18801749
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed