景観整備の取り組みにおける個々の建築物での外観ルールの読み取られ方とその要因に関する研究

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書誌事項

タイトル別名
  • Study of the individual approach and its factors to read guideline of appearance of building for the townscape improvement.
  • A case study renewal of rows-of-houses in Jyohana in Toyama
  • 富山県城端を事例として

抄録

本論文で取り上げる富山県南砺市城端(旧城端町)の中心地は無形文化財「曳山祭り」の舞台として有名である。その中心地において、平成9年度から国道304号の拡幅工事が行なわれ、工事の進行とともに、通りの両側の建築物が建替えられ、新しい町並みが出現した。その際、沿道の1商店会および2町会において、各自、紳士協定である外観ルールを作成し、地域の町並み景観と環境の管理を目指した取り組みが行なった。  本論文では、外観ルールの内容をいかに建築物の外観のデザインにとりいれるかが、建築協定よりも建築主個人の判断に任されることになる紳士協定としての外観ルールを作成し、その実施にあたった西町商店会、出丸町、新町の3つの地区を対象とし、文字で表された外観ルールが表現する外観のデザインの方向性と、建築主の外観ルールの読み取り方を検証し、外観のデザインの読み取り方の違いと建築主の事業への関心度の違いの関係性を明らかにすることを目的とする。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 41 (0), 93-93, 2006

    公益社団法人 日本都市計画学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680498490240
  • NII論文ID
    130006947039
  • DOI
    10.11361/cpij1.41.0.93.0
  • ISSN
    1348284X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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