評価研究

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抄録

<p><tt>昨年度会員に依頼した評価に関し、回答を得たので、議論のため開示した。 </tt></p><p><tt>第2回大会における検討依頼 </tt></p><p><tt>今までの臥床期間 </tt><tt>・1ケ月以内 ・1~3月以内 ・3~6ケ月以内 ・6ケ月~1年以内 ・1~3年以内 ・3年以上暦年令(満年令) ・70 才未満 ・71 以上~75 才未満 ・75 以上~80 才未満 ・80 以上~85 才未満 ・85 以上~90 才未満 ・90~100 才 </tt></p><p><tt>寝たきりの段階(記述案)</tt></p><p><tt> 1)</tt> <tt>全く寝たきりで頭も上がらない(passive bedridden) </tt></p><p><tt>2)</tt> <tt>寝たままで頭を上げる事や,回す事はできる.それぞれ少し出来れば良い.ギャッチベッドで起こしても5 分以上姿勢を保っていられない.</tt></p><p><tt> 3)</tt> <tt>ベッド柵に掴まっても寝返り,起き上がりはできない.背もたれまたは補助無しでは座位姿勢が保てない.ギャッチで起こすと5 分以上姿勢を保つ事ができる. </tt></p><p><tt>4)</tt> <tt>座位を自力で保つことが出来る.歩行はできない.介助をしてもベッドからの立ち上がりはできない.(ベッド上での移動が可能,ベッド柵に掴まって自力で寝返りもしくは起き上がり が可能)</tt></p><p><tt> 5)</tt> <tt>座位を自力で保つことが出来る.介助があればベッドからの立ち上がりができる.介助しても歩行はできない. </tt></p><p><tt>寝たきり状態からの訓練(番号に対応)</tt></p><p><tt> 1)</tt> <tt>全段階において,ベッド上での良肢位の保持を行う.ベッド上で,四肢,体幹の筋力及びROM訓練を行う.徐々にギャッジアップする.角度30 度程度に上げる.角度45 度程度に上 げる.食事ができる角度まで上げる事を目的とする.それぞれ3~4 日をかける.</tt></p><p><tt> 2)</tt> <tt>ベッド上で,四肢,体幹の筋力及びROM訓練を行う.姿勢が崩れても気分が悪くならなければクッションを使い,良い姿勢を保ちながらアップしていく.食事ができる角度まで上げ る事を目的とする. </tt></p><p><tt>3)</tt> <tt>食事ができるようになったら、下肢をベッドから下ろす.座位姿勢が保てなくても、脈拍血圧の異常がなく、気分が悪くならなければ、クッションにより、良い姿勢を保持し、リハへ 下ろす. </tt></p><p><tt>4)</tt> <tt>立ち上がり,歩行はできなくとも車椅子座位のまま,訓練器具を使用し,上肢下肢体幹の訓練を行う. </tt></p><p><tt>5)</tt> <tt>立ち上がりができたら、立位保持、バランス改善、骨盤帯、下肢筋の支持性の向上、軽量装具の処方等を考慮し、歩行に備える.</tt><tt> </tt></p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680501635200
  • NII論文ID
    130005830582
  • DOI
    10.14911/biophilia.2013.4.0_996
  • ISSN
    18848699
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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