スキーマ情報を基にした属性文法によるXMLドキュメント変換
書誌事項
- タイトル別名
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- The XML document transformation by attribute grammars based on schemas
説明
XMLは汎用的なデータ記述言語で対象データの構造をスキーマ記述言語(DTDなど)により定義することができる.XMLドキュメントを扱うアプリケーションでは対象とするドキュメントの構造は決まっている.バージョンアップにより扱う構造が変わった場合古いものはそのままでは扱えない.このような場合XSLTという変換記述言語を使って扱える構造へ変換することで柔軟に対応できる.しかしXSLTによる変換記述では,ロケーションパスパターンによる対象の指定,ノード集合を返す式による対象の選択において現在の処理対象を把握することが難しいといえる.そこで本研究では属性文法を使ってXMLドキュメントの構造変換を行なう.スキーマ(DTD)から文法のテンプレートを作成し,それをもとに属性文法においてパス情報の評価,条件式や変換先の構造を記述することで,変換先のスキーマに適合している適切な構造のXMLドキュメントの生成を実現している.
収録刊行物
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- 日本ソフトウェア科学会大会講演論文集
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日本ソフトウェア科学会大会講演論文集 2003 (0), 70-70, 2003
日本ソフトウェア科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680501976192
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- NII論文ID
- 130004638816
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- ISSN
- 13493515
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可