住宅地における建築群の空間構成と視覚的効果について : 建築群の空間構成計画に関する研究 その 1

書誌事項

タイトル別名
  • THE RELATION BETWEEN PHYSICAL ELEMENTS AND VISUAL EFFECTS IN RESIDENTIAL AREAS : Studies on the Planning of the Exterior Space, 1
  • 建築群の空間構成計画に関する研究-1-住宅地における建築群の空間構成と視覚的効果について
  • ケンチクグン ノ クウカン コウセイ ケイカク ニカンスルケンキュウ 1 ジュ

この論文をさがす

抄録

(1)F.S.視による模型空間の評価実験において, その視野の狭さの影響は, F.S.で十分にまわりを見回すことによりなくなる。(2)F.S.視は肉眼視より距離感がやや強調されて知覚されるが, これはF.S.像に十分慣れることによりほとんどなくなると考えられる。(3)実際の空間と模型空間の形容詞対尺度による評価結果の差は, 「評価性」「一様性」「受動的力量性」に相関の高い尺度群ではあらわれない。(4)実際の空間と模型空間の評価結果の差は, 「明瞭性」と「能動的力量性」に相関の高い尺度群にあらわれやすい。(5)実際の空間と模型空間の意味構造の相違は, 「きわだち」や「活動性」など「明瞭性因子」と関連の強い因子に対してあらわれる。

収録刊行物

被引用文献 (16)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ