IPtalkの開発とパソコン要約筆記:聴覚障害者のための情報保障

  • 栗田 茂明
    特定非営利活動法人 日本遠隔コミュニケーション支援協会

書誌事項

タイトル別名
  • Development of CART software "IPtalk" and captioning services via personal computers: Communication support for the hearing-impaired
  • IPtalk ノ カイハツ ト パソコン ヨウヤク ヒッキ : チョウカク ショウガイシャ ノ タメ ノ ジョウホウ ホショウ

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抄録

<p>講演会などで,講師の話が文字になって同時通訳のようにスクリーンに投影される「リアルタイム字幕」は,手話と同じように聴覚障害者のための情報保障で「パソコン要約筆記」と呼ばれている。IPtalkは,1999年から改良を続け,無料で配布しているパソコン要約筆記専用ソフトで,現在ではデファクトスタンダードソフトとして全国で使われている。IPtalkがどのような機能をもち,IPtalkをどのように使ってパソコン要約筆記を行うのか,IPtalkの開発の経緯や今後の課題などについて述べる。</p>

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 59 (6), 366-376, 2016

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

被引用文献 (2)*注記

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