微細な循環物質:炭素と塩素を含む微細物質
書誌事項
- タイトル別名
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- Fine circulated materials: Carbon- and chlorine-bearing fine materials
説明
<br>1.はじめに<br> 地球上の炭素(C)と塩素(Cl)を含む物質の状態変化の観点から、本研究では微粒子固体形成移動循環する地球科学的観点から考察する。<br> 2.炭素と塩素の状態変化と含有物質の特徴<br> 主要四元素(C,H,O,N)は3状態(気体・液体・固体)間を移動で、炭素からの鉱物を生成するため、地球環境制御する有用資源である(三浦,2007)。地球上で炭素を含む鉱物結晶384種で、鉱物固体中の炭素はCaと結合するのが最多で、Na、Mg・Fe、Si・Alの順である。地球上で塩素を含む鉱物結晶315種で、塩素も三状態間を変化し、炭素と同様に気体は有害物で、液体固体は無毒な岩塩結晶などを形成する。<br> 3.微粒子の形成と循環<br> 三状態間を迅速に効率よく物質循環するために、炭素と塩素を含むミクロな電子顕微鏡サイズの微細物質が地球上(衝突孔、地質境界等)と地球外(隕石、惑星間塵など)で形成され、循環的な状態変化による物質形成である事を示している。
収録刊行物
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- 日本鉱物科学会年会講演要旨集
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日本鉱物科学会年会講演要旨集 2008 (0), 45-45, 2008
一般社団法人日本鉱物科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680522424064
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- NII論文ID
- 130005008287
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可