TEM,SEM,顕微ラマン分光,X線,SEMによるCM2隕石Acfer331 の鉱物学的特徴と他CC隕石との比較
書誌事項
- タイトル別名
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- Mineralogical characteristics of Carbonaceous Chondrite Acfer331 by TEM, SEM, micro-Raman, XRD: with comparison to other CCmeteorites
説明
これまで詳細な検討がなされていないCM2炭素質コンドライト隕石Acfer331についてTEM,SEM,マイクロラマン,XRDにより詳細に分析を行った.XRDの結果によって示された主要構成鉱物のphyllosilicate,olivine,pyroxine,gypsumの他に,magnetite,whitlockite,hematite,sulfade,aphtitalite,carbon materialsを記載した.炭質物のラマン分光測定の結果から,Acfer331の炭質物が経験した最高温度は約242℃であることが分かった.また,比較のため使用した他炭素質コンドライトの炭質物とフィロシリケートが示す熱変成温度は必ずしも一致せず,フィロシリケートと有機物は異なる環境下での熱履歴を持つことを示唆した.
収録刊行物
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- 日本鉱物科学会年会講演要旨集
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日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 174-, 2012
一般社団法人日本鉱物科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680523687040
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- NII論文ID
- 130005468327
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可