LEDを光源とするカイワレ蕎麦栽培
書誌事項
- タイトル別名
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- Cultivation of Buckwheat Sprouts using LED
- Effect of Light Qualities on Biosynthesis of Polyphenols
- ポリフェノール生合成に及ぼす光質効果
抄録
光波長分布、光強度、明暗期等の光質変化は、植物の生長や光形態形成に重要な影響を及ぼすことが見出されており、その機構解明に関する研究が大変活発におこなわれている。近年赤色、緑色に続いて青色発光ダイオード(LED)が発明され、LEDを用いて光の3原色を供給することが可能になった。LEDは他の人工光源と比較すると、長寿命で消費電力が少なく、また低発熱性・高速応答性等の特徴を有することから、高効率で経済的に植物を栽培するための人工光源として大変有望である。そこで本研究では、LEDを用いて、信州の特産物である蕎麦のカイワレを栽培し、子葉と胚軸で生合成されるポリフェノール類の分布や総量に及ぼす光質効果について詳細に検討した。その結果、LEDの照射波長や光強度が、ポリフェノール生合成に著しく影響を及ぼすことを見出したので報告する。
収録刊行物
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- 照明学会 全国大会講演論文集
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照明学会 全国大会講演論文集 38 (0), 164-164, 2005
一般社団法人 照明学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680524217856
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- NII論文ID
- 130006953098
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可