ピンホール像を用いたHIDランプの発光強度分布計測

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タイトル別名
  • Light Intensity Distribution of a HID Lamp Measured by a Pinhole Images

抄録

HIDランプは他の光源に比べ発光部が小さいにもかかわらず光束が大きいため,ランプ近傍が高温となる.このことから,ランプ近傍で直接光を用いたランプ特性の検出が困難である.ランプ近傍でこのような計測を行うためには,光束を調整する適切な方法を検討する必要がある.そこで本研究ではピンホールカメラの原理を応用し,高輝度放電ランプからの光量を適切なレベルに調節した状態での検出が可能であるか計測を実施中である.今回はデジタルカメラを用いてピンホール撮像による発光管の発光強度分布及び直接撮像による発光管の発光強度分布を比較した.その結果,発光管の発光強度分布はピンホール像の発光強度分布でも明確に観測可能である.但し,通常のランプセードにピンホールを開けると,ピンホールの形状によっては空間分解能が不十分となる場合がある.発光強度分布空間分解能はピンホールのエッヂを整形することにより十分に確保できるものと考えられる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680526225280
  • NII論文ID
    130006953809
  • DOI
    10.11515/ieijac.41.0.17.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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