明滅光の光度波形と不快グレアの関係

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タイトル別名
  • Relation between intensity waveform of blinking light and discomfort glare

抄録

明滅光の「実効光度IeによるBCD光度」を視覚実験によって求めて,不快グレアが生じにくい波形について検討した。テスト光は(a)正弦波,(b)三角波,(c)矩形波A,(d)矩形波Bと名前を付けた4つの波形であり,明と滅の時間比を1:1,周波数を0.5Hzとした。なお,(d)は滅の時間帯における光度を明の時間帯における光度の1/20の大きさにしたものである。<br>点光源に赤色のLEDを用いた。観測距離は1902mm,背景輝度は0.10cd/m2とし,呈示位置は0°,上方12°とした。実験によって,「IeによるBCD光度」を求めた。各波形の正弦波に対するBCD光度の比を因子として分散分析を行った。有意水準5%で「波形の相違による効果」が認められた。呈示位置に関わらず,(b),(a),(c),(d)の順にBCD光度が低い結果となった。<br>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680526465792
  • NII論文ID
    130006953858
  • DOI
    10.11515/ieijac.37.0.41.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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