視野内周辺部に存在する高輝度面による順応輝度増加量
書誌事項
- タイトル別名
-
- Increase of Adaptation Luminance by the Glare Source Stimulating the Peripheral Visual field.
説明
視野内周辺部にある高輝度面が中心窩の順応輝度に及ぼす影響を、広範な視野範囲に渡って明らかとした。呈示する高輝度面の方位と離角を様々に設定し、注視点に数種の大きさの視標を呈示し、その近接背景と視標との輝度差が閾値となるように被験者に調整させた。得られた輝度差閾値から方位方向、および、離角方向に数個設定した高輝度面による順応輝度の加法性の検討を行った。<br>順応輝度が視標視角、近接背景輝度に依存せず、方位方向の加法性が成立するとしても実験で得られた輝度差閾値は充分に説明可能であり、方位方向の加法性が確認された。離角方向の加法性については、本実験では順応輝度が視標視角に依存しており、さらに詳細な視角を設定した検討が必要であることが示された。<br>
収録刊行物
-
- 照明学会 全国大会講演論文集
-
照明学会 全国大会講演論文集 37 (0), 88-88, 2004
一般社団法人 照明学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680526543104
-
- NII論文ID
- 130006953965
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可