金属内包フラーレンM2@C80の化学修飾

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タイトル別名
  • Chemical Functionalization of Endohedral Metallofullerene M2@C80

説明

金属内包フラーレンM2@C80（M = 内包された金属原子）は, 内包原子がフラーレンの内部空間で三次元の自由回転をしており, その動的挙動に興味が持たれている. この動的挙動はケージ内部の静電ポテンシャル分布から説明でき, 化学修飾を施し静電ポテンシャル分布を制御することによって内包原子の動的挙動を制御できると期待できる.　本研究ではM2@C80に対しジシリランを用いたケイ素化反応, アゾメチンイリドを用いた1,3-双極子環化付加反応を行ない, ジシリラン付加体では内包金属原子が二次元的回転に変化するのに対し, 1,3-双極子環化付加体では一箇所に局在化することを見出した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680530940800
  • NII論文ID
    130004646391
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.55.0.56.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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